MRI②

放射線技師国家試験

放射線技師国家試験 スイッチマン式勉強法『MRI②』



スイッチマン
MRI①の続きを始めるよ!

 

さてさて始まりました、スイッチマン式MRI講座パート2です!

ここからはさらに踏み込んだ内容で行きます!

パート1では、水素原子核に性格に例えた記事になってます。

まだ見てない人はパート1から見てくださいね!

スイッチマン式勉強法 MRI①

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ではでは、早速パート2スタートです!



ここからが一気に学問的になりますが1つ1つ進めていきます。

そして一つ一つ理解していきましょう!


まずは、『MRI①』で述べたことを思い出してください。

水素原子核には性格がありましたよね!

存在する場所によって忍耐力は、打たれ強さも違ってくる

でしたよね!


学生A
やべー、さっき理解したのに忘れかけてるわあ...
スイッチマン
気にすんな!

反復だ、また見直そう!

何度も同じこと聞いてOKだし、何度も見ることで覚えられます。

そんな時は、また水素原子核の性格のお話に戻りましょう!

何度も同じこと言っていきます。

そして何度も同じこと聞いてもOKです。

一回で覚えられる人間なんていない

スイッチマン
特にMRIはくじける分野!ここで諦めたらMRIに勝てないぞ?

スイッチマンの言う通りで、MRIは他の科目と比較して忍耐力が必要です!

諦めずに何度も反復反復!


MRIの画像もX線と同じように『差』を画像化していきます。

そして、最大のポイント『水素原子核ごとの性格の違い』はMRI①でお話した通り。

ポイント

・存在する場所により打たれ強さに差が生じる

このポイントを踏まえた上でお話します!

『差』の生じ方


画像化するにはX線の時の様に『差』を作り出す必要があります

差を作り出す流れを少々、荒々しく話していきます。笑


まず、水素原子核(プロトン)がMRIのガントリーの中に入り、パルスを当てられたらどうなるか。

プロトンの挙動

  • 水素原子核が整列する
  • 90度パルスにてパンチされる
  • 地面に倒れる
  • それぞれの時間で立ち上がる

水素原子核=プロトン=人体と思ってください。

人間の体は、たくさんのプロトンから構成されています。

MRIに入ると、プロトンが整列した後、パルスを当てられそれぞれで起き上がってくると言う流れ。

プロトン毎の性格が違って、ある場所ではすぐに立ち上がってくる。

別の場所では立ち上がるまで時間がかかるプロトンもいます。


スイッチマン
倒れたあと地面から起き上がるのに時間差がある!

ここでスイッチマンが言っている

倒れてから起き上がるまでの時間差がめっちゃ大切!!

ここの『差』で画像を作っているのです。


ポイント

・MRIはプロトンが地面に倒れてから起き上がるまでの時間差を画像化してる!

スイッチマン
何を画像にしてるかが本当に大切だから必ず覚えよう!

緩和(Relaxation)


学生A
キタキタ!緩和( ゚д゚)

ここら辺から一気にややこしくなりそうな予感がしますが、大丈夫。

ゆっくり理解していきましょう!

MRIの基礎を理解せずに撮像してる現役放射線技師も多い!

スイッチマン
MRIの基礎は大学時に理解しておこう!

脳内の水素原子核を例にして話していきます。

イマイチわからない方は、流す程度で構いません!


スイッチマン
ここらめっちゃ大切!

水素原子核は、普通にしていると色んな所を向いて存在します。

バラバラの方向を向いた水素原子核がMRIの磁場の中に入ると脳内の水素原子核は一斉に決まった方向を向きます。

みんな一斉に『気をつけ!』をして整列します。

90度パルスを受けてないプロトンはこの気をつけ状態です。

次に『差』を作るため、気をつけしているプロトン達にパンチを食らわせて地面に倒します

そうです。ぶん殴るんです( ゚д゚)!

パンチ=90度パルス

スイッチマン風に言えば90度パルスはパンチになります。

ジャブではなく右ストレートパンチです。

学生A
そんなことどうでもいいからはよ進めてよ( ・∇・)
スイッチマン
わりいわりい(笑)本題に戻すと...

地面には立った状態から真横に倒れるものとします。

倒れた後に起き上がってくる現象が『緩和』と言います。

ポイント

・パンチされた後、地面から起き上がってくることが緩和


この緩和に着目して『差』を作りだして画像化してるのです。

なのでこの『差』の出し方を理解すれば必ず理解できます!


スイッチマン
地面からの起き上がりを緩和という

ここをしっかり肝に命じましょう!

そして、この緩和を縦方向に着目したか横方向から見たかによって呼び名が変わってきます。


それがみなさんお馴染みの『縦緩和・横緩和』です

まず、横緩和からいきます。

横緩和:T2

横緩和から話していった方が理解しやすいので横緩和から!

まず、定義から!


横緩和:T2

90度パルスで倒されたプロトンの横成分が37%減衰した時間


パンチ(90度パルス)されると水素原子は地面に横たわります。

横緩和とは、横の成分に着目したものです。

地面に倒れ、真横を向いていると横磁化が最大になります。

すなわち、パンチで殴られた直後が横磁化成分は最大になります。


スイッチマン
T2減衰曲線グラフ化するよ!

T2

T2緩和

  • パンチの直後(a)は、横磁化成分が最大
  • 時間の経過とともにプロトンは地面から起き上がる
  • 立って気をつけの状態に戻っていき横磁化成分が減衰していく
  • 完全に立ち上がり気をつけの状態(d)でT2値(横磁化成分)が最小になる

T2緩和の流れはこんな感じです。

T2ってT1より難しい感じがしますが、横方向に着目しただけなのです。


学生A
T2値、横磁化、横緩和...どれも意味同じなの?

あえて色んな言葉で書きました。

T2値、横磁化、横緩和どれも大体同じような意味です。

どれを使って説明してもOKです。

細かい事言うと少し違いますがここより先の概念は実際に就職してからでいいです。

ポイント

・横緩和はパンチされた直後が最大で徐々に減衰していく

縦緩和:T1


T2はプロトンが起き上がってくる時の横成分に着目したもの。


スイッチマン
縦緩和(T1)は横ではなく縦!

まずは定義から!


T1:縦緩和

90度パルスで倒されたプロトンの縦成分が67%回復した時間


T2は徐々に減衰していくがT1は徐々に増加していきます。

パンチされると地面に横たわり、すぐに立ち上がれません。

プロトンが右ストレートを食らったばかりの状態です。

パンチで殴られた直後、縦磁化成分は最小になります。

パンチされた瞬間、縦成分はゼロになるのです。


スイッチマン
T1回復曲線グラフ化するよ!

T1

T1回復

  • パンチの直後(a)は、縦磁化成分が最小
  • 時間の経過とともにプロトンは地面から起き上がる
  • 立って気をつけの状態に戻っていき縦磁化成分が回復していく
  • 完全に立ち上がり気をつけの状態(d)でT1値(縦磁化成分)が最大になる

パンチされた直後(a)は縦磁化がゼロ。

流れとしては地面に横たわり、徐々立ち上がって最後には『気をつけ』(d)に戻る。


ポイント

・縦緩和はパンチされた直後はゼロで徐々に大きくなっていく


パンチされると横たわるのでイメージ的に横向きであるT2緩和から書きました!


スイッチマン式『MRI➁』いかがでしたでしょうか。

教科書に書いてる内容を噛み砕いて書きました。

MRIはは基礎でも難しいので、すぐに理解するのは難しいです

そしてスイッチマン式 MRIはここでも終わりません!

MRI➂へ続きます!➁までではやっと40%の基礎知識でしかない!

スイッチマン
ここまでは序盤だよ!『MRI➂』がもっとも大切!

さらに勉強して、100%まで持ってこう

スイッチマン式勉強法 『MRI➂』

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スイッチマン
どんどん学んで行こう!

まとめ

1. 2種類の『緩和』で『』を作り出す!

2. T2パンチ直後が最大、徐々にゼロに近づく

3. T1パンチ直後はゼロ、徐々に大きくなっていく


参考文献

1)門澤秀一・荒木 力:乳房のMRI(1)

MRIの原理

-放射線技師国家試験

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